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 ISTEC トピックス

(2010以前のトピックスへリンク)

デバイス研究開発部のメンバーが未踏科学技術第17回超伝導科学技術賞を受賞しました。

平成25年4月16日 波頭 経裕 デバイス研究開発部 主管研究員、塚本 晃 同 主管研究員、安達 成司 同 主管研究員、 田辺 圭一  ISTEC 副所長の4名は「第17回超伝導科学技術賞」を受賞しました。

受賞題目:「金属資源電磁探査用高性能SQUID磁力計実用機の開発」
第17回超伝導科学技術賞
受賞者:波頭 経裕 殿、塚本 晃 殿、安達 成司 殿、田辺 圭一 殿

受賞理由:
「金属資源電磁探査用高性能SQUID磁力計実用機の開発」
金属資源電磁探査用SQUID磁力計は、金属SQUIDを用いたものは利便性にかけ、酸化物SQUIDを用いたものは性能が十分でないという問題点があった。受賞者らは、世界トップの希土類酸化物系超伝導薄膜積層技術とランプエッジ接合作成技術を有し、高感度かつ高磁場耐性の酸化物SQUID開発に成功した。これを用いて次世代金属資源電磁探査用SQUID磁力開発を行い、受来の酸化物系試作機に比べ1桁以上高い信号/雑音(S/N)比とスルーレート(磁場変化追従能力)をもつ実用機開発に成功した。また、磁力計と受信機から校正される探査装置全体の大幅な小型化、軽量化を達成し、アタッシュケース2個に収まるポータブルな形に仕上げたことで、国内外の野外試験でその性能と利便性を実証することができた。これにより、1000m以上の大深度金属資源探査への適用と普及が期待されるとともに、酸化物SQUIDを利用した種々の探査装置や非破壊検査装置など今後の実用装置開発の突破口となる功績を上げた。

科学技術賞17
当財団の材料物性研究部に在籍する 町 敬人 主管研究員の解説記事が「応用物理 第82巻 第2号(2013)に掲載されました

<解説 磁気光学顕微鏡による超電導線材の磁束観察>
「これ1冊でわかる超伝導実用技術」 未踏科学技術協会 超伝導科学技術研究会 編著 が出版されました。(出版社:日刊工業新聞社)

低温デバイス開発室長 日高 睦夫(主管研究員)も執筆に加わった「これ1冊でわかる超伝導実用技術」が出版されました。超伝導現象の基礎か ら応用機器に至るまで紹介され、現在デバイス研究部 波頭主管研究員らが研究開発をすすめている「SQUID 地下資源探査」の紹介もなされています。
目次と内容は下記ホームページでもご覧いただけます。http://www.sntt.or.jp/~fsst/kore1.pdf

日経エレクトロニクス 2013年2月18日号に当財団の研究開発に関する記事が掲載されました。

日経エレクトロニクス 2013年2月18日号の中で『量子コンピュータの開発 SFから現実に』の記事の中で、「組織的開発を担当する」ということでISTECの紹介と共に、低温デバイス開発室長 日高 睦夫(主管研究員)のインタビュー記事が掲載されました。

2013n-ele
1月29日(火)、超電導ケーブルの30年耐久性が確認されました。

NEDOなどと共同で、古河電工が中国の関係会社の実験場にて高電圧送電が可能な超電導ケーブルの実証試験を行いました。実証試験では30年相当の加速試験による長期課通電などを実施し、ケーブルシステムの健全性を確認しました。
http://www.furukawa.co.jp/what/2013/kenkai_130129.htm

12月20日(木)、東雲SRLにて「第33回SRL研究報告会」が行われました。

会員企業各社及びご来賓として経済省・NEDO殿始めのご出席をいただき、塩原所長講演に引き続き、口頭6件、ポスター18件の報告が行われました。(報告の概要は「会員様専用ページ」をごらんください)

10月29日(月)18:10? NHK 首都圏ネットワークにおいて超電導送電に関する実証実験開始と紹介されました。

「超電導線材を使った送電実験が東京電力旭変電所敷地内で、送電の実証実験が開始した。」と紹介されました。また、同内容が10月30日付の日本経済新聞(16面)、日経産業新聞(10面)、朝日新聞(5面)、電気新聞(1面)、フジサンケイビジネスi(4面)に紹介されました。
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100159.html

10月22日 テレビ東京の番組でISTECが研究開発をしているSQUIDが紹介されました。

2012年10月22日(月)16:52?17:20「NEWSアンサー」において、「地震を予測?カギは空にあり」という特集のなかで、ISTECのSQUIDが有望技術として紹介され、田辺副所長がインタビューを受けました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/newsl/post_28978/

2012年9月7日付けの日本経済新聞(夕刊1面)に当センターの研究開発に関する記事が掲載されました。

当センターが首都大学東京、東北大学と共に自主研究を行っている高温超電導SQUID磁気センサを用いた地磁気観測システム開発と地震に伴う微小地磁気変化 計測に関して、9月7日付け日本経済新聞(夕刊1面)に「緊急地震「超速報」に道」「揺れの前、磁気変化キャッチ」として掲載されました。

成蹊大学 三浦研究室のホームページに、同研究室紹介と共に、超伝導技術についての説明が掲載されました。

共同研究先であり、当財団の元研究員である成蹊大学准教授 三浦 正志の研究室を紹介する漫画が同大学のホームページに掲載され、超伝導技術の概略を説明しています。
http://www.sd.seikei.ac.jp/lab/per/MIURA%20Lab.pdf

OPTICS+ELECTRONICS(O PLUS E)の最新号に当財団の研究開発に関する記事が掲載されました。

PLUS E Vol.34 No.8 の中に、低温デバイス開発室長日高 睦夫(主管研究員)及び同室 鈴木 秀雄(主管研究員)が寄稿した研究開発成果が掲載された。この研究開発は(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託プロジェク「次世代高効率ネットワークデバイス技術開発」に関するものであり、『超伝導技術を応用したリアルタイム波形観測技術』について紹介している。

o+plus+e
安達主管研究員の論文がPhysica Cに受理されました。

デバイス研究開発部部長代理 安達 成司(主管研究員)の論文が2012年7月6日付でPhysica Cに受理されました。

PhysicaC 安達
6月1日 2012春のISTEC/SRL所長表彰が行われました。

 6月1日、恒例の2012年春のISTEC/SRL所長表彰が行われ、所長賞「光入力超電導リアルタイムオシロスコープの開発」(低温デバイス開発室 鈴木 秀雄) 及び技術賞「MOD法を用いた高特性・低損失長尺線材の開発」(線材研究開発部 片山 功多、高木 裕司)、「磁化した実用可能なSQUID非破壊検査装置の 開発」(デバイス研究開発部 河野 丈治)、他 功労賞5件が表彰されました。

当センター 超電導工学研究所に関する記事が掲載されました。

5月24日 日経BPが運営するサイトTech-Onにおいて、『超電導工学研究所「超電導テープ製造用の大型レーザCVD装置を実用化」』との記事が掲載されました。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120524/220333/?bpnet
本記事は「Y系超電導電力機器」プロジェクトの共同研究を実施している後藤 孝教授が実験データ等を基に、インタビューに答えられ掲載されました。

国際学会(ICEC24-ICMC2012)において講演、発表を行いました。

2012年5月14日(月)?18日(金)福岡国際会議場において開催された
ICEC24-ICMC2012(第24回国際低温工学会議-2012年国際低温材料会議)に
当センターより11名が参加し、招待講演、ポスター発表などを行いました。
また、九州電力(株)の企業展示には、イットリウム系超電導機器に関する
資料提供を行いました。
さらに、当日配布された予稿集に当財団の広告を掲載しました。

坂井主管研究員 平成24年度低温工学・超電導学会論文賞を受賞しました。

2012年5月14日、公益社団法人低温工学・超電導学会の総会において、坂井直道 線材研究開発部 主管研究員、元当研究所所員である成木紳也(現: 新日本製鐵)および平林泉(現: 理化学研究所)が、平成24年度低温工学・超電導学会論文賞を受賞しました。

受賞論文:[バルク超電導体を用いた小型無冷媒磁石のNMR応用 - NMR信号を用いたバルク磁石の評価 -]  低温工学 46巻 3号 139-148頁
受賞者:仲村高志、伊藤佳孝、吉川雅章、坂井直道、成木紳也、平林泉、内海博明
受賞理由:本論文は、リング状に加工したRE123系(REは希土類元素)バルク超電導円盤を積層し、その内部で均一な磁場を形成させた小型NMR磁石の開発に関する論文である。著者らは、希土類元素の磁化特性を詳細に調べるとともに、FEM解析により磁石設計を実施し、RE123バルクの積層構造を最適化することで、磁場分布の空間均一性および時間安定性に非常に優れた200MHz (4.7 T)のNMR磁石を作製した。世界に先駆けて、バルク超電導体の捕捉磁場で実用的なNMR信号を計測したのみならず、小型MRIへの応用可能性をも期待される業績であり、高温超電導体の新たな応用可能性を示す論文であると高く評価された。

2012 低温工学
2012 低温工学
2012年4月27日 プレス発表

(概要)
ISTECが組合員として参加している産業用超電導線材・機器技術研究組合は「『イットリウム系超電導回転機用電磁石の開発(NEDO希少金属代替・削減技術実用化開発助成事業)』において、世界で初めて500kW級超電導モーター向けの特殊形状(平笠型)大型コイルの実証ー3T、150MPaの電磁応力に耐えるーに成功した。」と言う内容でプレス発表を行った。

石丸主管研究員 未踏科学技術協会第16回超伝導科学技術賞を受賞しました。

平成24年4月17日 石丸喜康 デバイス研究開発部 主管研究員は第16回超伝導科学技術賞を受賞しました。
受賞題目:「鉄系超伝導体薄膜材料に関する先駆的研究」
第16回超伝導科学技術賞
受賞者、受賞テーマと受賞理由
科学技術賞
平松 秀典 殿、片瀬 貴義 殿、石丸 喜康 殿
「鉄系超伝導体薄膜材料に関する先駆的研究」
2受賞者らは鉄系超伝導体において超伝導を示すSrFe2As2系エピタキシャル薄膜を世界で初めて実現した。また非ドープ材料でも水分により超伝導が誘起される新現象の発見、BaFe2As2膜での1 MA/cm2を越える高い臨界電流密度の達成、バイクリスタル接合を利用したジョセフソン接合と超伝導量子干渉素子の実現など、世界に先駆けて多くの成果を挙げてきた。さらに受賞者らは、その高品質BaFe2As2膜成長技術を駆使し、鉄系超伝導体では銅酸化物の2倍の傾角まで臨界電流密度が落ちず、また金属テープ基板上においても、単結晶基板上と同等の臨界電流密度を有する薄膜が得られることを示し、鉄系超伝導体の薄膜線材応用の可能性を見いだした。

科学技術賞
5月21日(月) 開催の「超電導技術動向報告会」プログラムが確定いたしました。

当財団が毎年開催している「超電導技術動向報告会」は、5月21日(月)9:30~17:00 都市センターホテル(千代田区)において、~YBCO発見25周年超電導の更なる展開~ をテーマに開催いたします。 ISTEC内外の研究者による研究開発の成果、最新のトピックスを報告いたします。
<参加無料>当サイトより事前登録のうえご参加ください。

2012年3月15日 第59回応用物理学関係連合講演会「田中昭二先生(初代超電導工学研究所長)追悼シンポジウム」@早稲田大学

高温超伝導の研究分野を切り開き、応用技術開発を牽引してこられた田中昭二先生(東京大学名誉教授・(財)国際超電導産業技術研究センター名誉所長・顧問)は昨年11月に逝去されましたが、高温超伝導体の臨界温度が液体窒素温度を超えたのが丁度25年前の1987 年2月であったことから、今春の日本応用物理学会超伝導分科会は「高温超伝導研究開発の25年と将来-発見前夜から超伝導デバイス・線材開発まで」と題した追悼シンポジウムを企画しました。このシンポジウムは前半・後半各2件の講演で構成され、前半2件は北澤宏一(JST前理事長)、石井英雄(東京電力;東京大学田中研究室OB)両先生から田中先生の東京大学在職、在学時代を振り返り、高温超伝導発見当時の状況について、また後半2件ではISTEC/SRL(超電導工学研究所)における田中先生御指導による高温超電導研究開発の進展を田辺圭一(同副所長)と塩原融(同所長)が、新超電導材料探索、超電導集積回路、高品質大型単結晶育成、高温超電導線材開発等について、それぞれ数々のエピソードを交えて講演されました。
尚、講演内容詳細は超伝導Web21(2012年5月号)にて掲載予定です。

写真
北澤宏一 氏(JST)     石井英雄 氏(東京電力)   田辺圭一 氏(ISTEC-SRL) 塩原融 氏(ISTEC-SRL)
2012年3月1日 「次世代高効率ネットワークデバイス技術プロジェクト」の記者発表が行われました。

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が中心となり、当センター(ISTEC)も参画し2007年から行ってきたプロジェクトが 今年度で終 了しその成果発表を行いました。 当センターは高速光信号波形をモニタリングするための超電導SFQ高速ADC(アナログ/デジタル 変換器)回路を使った 「リアルタイムオシロスコープ」を開発し、サンプリング周波数50GS/sを実現しました。
 従来のオシロスコープでは数 多くのADCを並列化することでこのような高いサンプリング周波数を実現していたが、ソフトウエアによる波形の補正が必須でした。  SFQリアルタイムオシロは1個のADCで50GS/sが実現できるため、ソフトウエアによる補正が不要となり波形モニタリ ングの信頼性を格段に向上することができます。

トピックス

エコプロダクツ2011 盛況にて終了しました。

2011 エコ展
12月15日~17日 東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2011」にISTECも出展し、181,487人の来場者を迎え終了しました。ISTECのブースでは、超電導応用機器などの専門的な展示だけでなく、一般の方にも超電導を理解してもらうための新しい工夫として、超電導博士に女子中学生が質問形式で進めていくプレゼンテーションのスタイルで、スマートコミュニテイと超電導の関わりを説明。壁面には超電導の説明や超電導の応用について漫画で分かりやすく解説。「磁気浮上 列車 SF Train」がブース内8mを走行。このような展示の結果、子供達だけでなく大人もたいへん興味を示し、たくさんの来場者からも好評をいただきました。

12月15日(木)~17日(土)東京ビッグサイトにおいて開催するエコプロダクツ 2011 に出展いたします。

当財団はスマートコミュニティゾーン 小間番号1-055
今年は超電導の説明を漫画で説明するとともに、イットリウム系超電導線材を利用した、「磁気浮上 列車 SF Train」が走行します。 動画は 「磁気浮上 列車 SF Train)の試験走行。 9mのレールをスムースに走っています。

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和泉主管研究員、吉積主任研究員 電気科学技術奨励賞を受賞しました。

平成23年11月22日和泉 輝郎 線材研究開発部長(主管研究員)、吉積 正晃 同部部長補佐(主任研究員)、および元研究員の三浦 正志(成蹊大学)の3名が第59回電気科学技術奨励賞を受賞しました。
受賞題目:「電力機器応用に向けた低コスト高性能超電導線材の開発」
表彰

11月15日 '11秋のSRL所長表彰

11月15日、恒例の 2011年秋のISTEC/SRL所長表彰が行われ、所長賞「次世代SQITEM用高性能SQUID磁力計の開発」(デバイス研究部 波頭、塚本、安達)、「SFQ回路製造プロセス検査法の確立と7万JJシフトレジスタ回路感染動作による高信頼性の実証」(低温デバイス部 永沢)、及び技術賞「MOD法による高Ic長尺線材作製プロセス開発」(線材研究開発部 高木、中岡、高橋)、他功労賞3件が表彰されました。

訃報 田中昭二 名誉所長・顧問

弊財団名誉所長・顧問、東京大学名誉教授 田中 昭二(たなか しょうじ)先生は、平成23年11月11日に逝去されました。享年84歳。

名誉所長  田中先生は、銅酸化物系の高温超電導現象について世界で初めて明確に実証し、全世界的な高温超電導研究フィーバーの火付役となりました。東京大学退官後の1988年、超電導に係る産学官による初の集中研究所としての(財)国際超電導産業技術研究所センター(ISTEC)の設立に尽力し、副理事長及び同財団の超電導工学研究所(SRL)の初代所長に就任されました(~平成20年3月まで)。その間、幾多の高温超電導新材料の開発や処理技術等を開発され、また多くの研究者・技術者の育成にも貢献されました。先生のご尽力もあり、現在においても日本は世界の超電導研究での第一線を走っています。
略歴
 昭和2年9月19日生れ。神奈川県出身。工学博士。昭和25年 東京大学工学部応用数学科卒業。昭和43年 東大工学部教授。昭和63年 (財)国際超電導産業技術研究センター副理事長、超電導工学研究所所長。主として、半導体物理学とその応用、および新超電導材料の研究に従事。昭和63年~平成5年 東海大学教授。平成11年5月 米国Purdue大学よりHonorary Doctor of Scienceの称号を授与される。平成17年上海大学顧問教授に就任。平成2年5月 紫綬褒章、平成11年11月 勲三等旭日中綬章受章。平成15年3月 応用物理学会業績賞、平成16年10月IEEE Award、その他多数受賞。

浜松工業高校において超電導に関する授業を行った

見学会

11月4日 当センター 筑本 知子主管研究員は、外部講師の依頼を受けて浜松工業高校において超電導についての授業を行った。 また、その様子は11月5日付け 「中日新聞(浜松・遠州版)」及び「静岡新聞」(浜松版)に掲載された。




2011年11月4日超電導Web21(2011年11月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・トピックスとして、「日米欧三極における希少金属対策"1st EU-JAPAN-US Trilateral Critical Materials Initiative"会議」報告
 ISTEC蓮尾特別研究員がIEEEから応用超電導貢献賞を受賞
・2011年の隔月連載記事として、「イットリウム系超電導線材の開発の道のり(その6)」

10月16日(日)BSフジ『ガリレオX』 再放送

10月9日(日)に放送され、当財団も取材協力した 『ガリレオX』 =超伝導100年 電気抵抗ゼロがひらく未来= が再放送いたします。
放送予定日時:10月16日午前8:00~8:30
放送チャンネル: BSフジ
http://www.bsfuji.tv/top/pub/galileox.html

蓮尾特別研究員EUCAS2011において表彰されました。

9月18日~23日 ハーグ(オランダ)で開催された
「超電導100周年会議」(EUCAS、ISEC、ICMCの共同開催)において、当財団の蓮尾 信也特別研究員がIEEE(米国電気電子学会)より表彰されました。
表彰
"Award for continuing and significant contributions in the field of applied superconductivity"
この賞は超電導の応用分野で長年にわたって功績のあった者に与えられたものです。
表彰

2011年10月3日 超電導Web21(2011年10月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・トピックスとして、「1st Asia-Arab Sustainable Energy Forum」報告
・2011年の隔月連載記事として、「やさしい超電導リニアモーターカーのお話(その5)」

Optcom の最新号に当財団の研究開発に関する記事が掲載されました。

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託プロジェクト「次世代高効率ネットワークデバイス技術開発」の成果に関するレポート  として、Optcom 2011年9月号  http://www.opt-online.jp/products/detail104.html に掲載されました。
 当財団は本プロジェクトに関し、低消費電力エッジルータ実現に必要な共通基盤技術の開発を担当。

2011年9月1日  超電導Web21(2011年9月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・トピックスとして、「希少金属代替材料開発プロジェクト成果報告会」報告、鉄系超電導体の線材応用の可能性に明るい展望
・2011年の隔月連載記事として、「イットリウム系超電導線材の開発の道のり(その5)」

低温工学学会誌の最新号に「イットリウム系超電導電力機器技術開発プロジェクト」の特集が掲載されました。

低温工学学会誌Vol. 46 (2011) , No. 6 に「イットリウム系超電導電力機器技術開発プロジェクト」の特集が掲載されました。 当財団からも塩原所長をはじめ、担当する研究部長などが解説記事を掲載しています。
URL:http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jcsj/46/6/_contents/-char/ja/

2011年8月3日付日刊工業新聞、8月4日付日経産業新聞に当財団の研究開発に関する記事が掲載されました。

東京工業大学が日本学術振興会より受託し、当財団がサブテーマを共同実施している「新超電導および関連機能物質の探索と産業用超電導線材の応用」プロジェクトの中で、東京工業大学と共同で開発した成果が8月3日付の日刊工業新 聞(19面)に『送電線応用に光』として掲載されました。
 また、8月4日付の日経産業新聞(13面)に『鉄系超電導材 強力磁石つくりやすく』として掲載されました。

2011年8月1日  超電導Web21(2011年8月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・特集として、「SQUID・医療機器」
・2011年の隔月連載記事として、「やさしい超電導リニアモーターカーのおはなし(その4)」

NHK Eテレ(教育)で放送中の「大!天才てれびくん」の放送のご案内。

当財団が実験の協力を致しました。「大!天才てれびくん」が下記のとおり放送されます。
・放送日時: H23年7月6日(水) 18:20~18:55
・放送チャンネル: NHK Eテレ(教育)
・番組名: 「大!天才てれびくん」の番組中
  「大天才テレビジョン放送技術研究所」の約9分間のコーナー

2011年7月1日  超電導Web21(2011年7月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・特集として、「超電導技術動向報告会報告」
・2011年の隔月連載記事として、「イットリウム系超電導線材の開発の道のり(その4)」

2011年6月21日付日本経済新聞に超電導に関する記事が掲載されました。

NEDOから当財団とともに共同受託している「イットリウム系超電導電力機器技術開発プロジェクト」において、古河電気工業株式会社が開発した成果が6月21日付の日本経済新聞(13面)に『世界最高電圧の超電導線』と掲載されました。

理事長交代

平成23年6月15日に開催したISTEC第48回通常理事会、第38回評議員会において、勝俣 恒久 理事長(東京電力株式会社 取締役会長)の退任に伴う後任の新理事長として、関西電力株式会社 取締役会長 森 詳介氏が選任されました (尚、就任日は平成23年6月16日です)。
 これに伴い、理事長挨拶は平成23年6月16日付けで森 詳介理事長に更新しております。

2011年6月1日 超電導Web21(2011年6月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・特集として、「冷凍・冷熱技術」
・2011年の隔月連載記事として、「やさしい超電導リニアモーターカーのお話(その3)」

学会発表

「2011年度春季低温工学・超電導学会」(2011年5月18日~20日/つくば市)に於いて5件の発表を行いました。

オランダ経済省が管轄するホームページ(TWA)で日本の超電導技術開発が紹介されました。

 オランダ国内に向けて各国の科学技術の動向を紹介するサイトに、ISTECの紹介も含めた日本の超電導技術開発の動向が紹介がされました。
http://www.twanetwerk.nl/default.ashx?DocumentId=14793 (オランダ語)

「超電導技術動向報告会2011」を開催いたしました。

 平成23年5月23日(月)都市センターホテル(都内千代田区)で「超電導技術動向報告会2011」を開催いたしました。 超電導発見100周年の節目となる本年は、例年行われる超電導の研究開発の現状報告、最新のトピックスに加え、歴史を紐解きながら将来への展望も含めた講演も行われた。
次回は平成24年5月21日(月) 都市センターホテルにて開催の予定

科学技術週間の一家に1枚シリーズに超電導が取り上げられました。

文部科学省により、日本の科学技術を一般の方々に広く理解と関心を深めるために作られました。
シリーズ化している「一家に1枚」は"周期表""天体望遠鏡"などに続く第7番目として"磁場と超伝導"が作成されました。

2011年5月2日 超電導Web21(2011年5月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・2011年の隔月連載記事として、「イットリウム系超電導線材の開発の道のり(その3)」

学会発表

・「2010年度第7回冷凍部会例会」(2011年3月11日/早稲田大学 西早稲田キャンパス)に於いて1件の発表を行いました。
・「March Meeting of the American Physical Society」(2011年3月21日~25日/Dallas, Texas, U.S.A)に於いて1件の発表を行いました。
 
東北関東大震災の影響で中止になりました学会での発表の予定は以下のとおりです。
 
・電子情報通信学会 2011年総合大会http://www.toyoag.co.jp/ieice/G_top/g_top.html 発表予定件数:1件
・電気学会全国大会http://www.iee.or.jp/発表予定件数:1件
・2011年春期第58回応用物理学会関係連合講演会http://www.jsap.or.jp/発表予定件数:9件

「超電導技術動向報告会 2011」を開催いたします。

超電導研究開発の現状及び最新のトピックスを報告する場として毎年開催しています。
・日時:平成23年5月23日(月)9:30~17:00
・会場:都市センターホテル (東京都千代田区)
http://www.toshicenter.co.jp/
・参加費:無料
事前申し込み、プログラム等詳細は4月に公開予定。

2011年3月1日 超電導Web21(2011年3月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・特集として、「超電導産業機器技術の展開」
・2011年の隔月連載記事として、「イットリウム系超電導線材の開発の道のり(その2)

学会発表

「International Workshop on Novel Superconductors and Super Materials2011」に於いて(2011年3月6日~8日/日本科学未来館)当財団から最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログ ラム)に係わる2件の発表を行いました。

「The History of ISTEC」がEuropean Superconductivity News Forumに掲載されました。

前超電導工学研究所 所長 田中 昭二氏が執筆いたしました 「The History of ISTEC」がEuropean Superconductivity News Forumのプレヴューに掲載になりました。
http://www.ewh.ieee.org/tc/csc/europe/newsforum/preview.html

2月16日付け 日経産業新聞に当財団の記事が掲載されました。

前日(2/15付)に引き続き「フロンティア 知恵を絞る」におきまして "高性能線材、量産化急ぐ"と題して後半部分が紹介されました。

2月15日付け 日経産業新聞に当財団の記事が掲載されました。

日経産業新聞 2月15日(9面)「フロンティア 知恵を絞る」におきまして、"超電導、交流でも省エネ" と題して、超電導線材、ジョセフソン接合に関して紹介されました。

2011年2月1日発行のレアメタルニュースに当財団の研究開発が取り上げられました。

イットリウム系超伝導線材
・線材の長尺化、コストダウンなどの課題克服しライバルのビスマス系を追撃
・「スマートグリッド」送電ケーブルの本命めざし実用化開発が加速
・ネオジム鉄ボロン代替を目的に電磁石向けの研究も同時進行中

2011年2月1日 超電導Web21(2011年2月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・特集として、「超電導エレクトロニクス・通信・検出器分野」
・2011年の隔月連載記事として、「やさしい超電導リニアモーターカーのお話(その1)」

2011年1月4日 超電導Web21(2011年1月号)を発行。

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・「トッピクス」として、エコプロダクツ2010に出展(動画)
・「2011年の隔月連載記事」として、イットリウム系超電導線材の開発の道のり(その1)

ISTECは12月9日(木)~11日(土)に東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2010」に出展いたしました。

2010 エコ展
ISTECは、このエコプロダクツ展に2007年から毎年出展をし、今年で4回目となっています。

2010 エコ展超電導バルクの上に、強力磁石を同心円状に配置した大型円盤を浮上させ、その上に立って浮遊体験をしていただく、「超電導磁気浮上デモンストレーション」を実施して、大勢の方から大変な好評をいただきました。また、超電導を使った応用機器の模型をご覧になり、超電導の技術が生活に密着していることを知っていただきました。2010 エコ展

2010年12月1日 超電導Web21(2010年12月号)を発行

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・「トッピクス」として、 第2回日韓ワークショップ報告
・「特集:第23回国際超電導シンポジウム(ISS2010))として、ISSの会議報告の特集記事。

2010年12月9日(木)~11日(土) 環境展示会 「エコプロダクツ2010」に出展

東京ビッグサイトで開催される日本最大級の環境展示会 「エコプロダクツ2010」におきまして当センターも出展いたします。 http://www.eco-pro.com/eco2010/ 小間番号は1-053です、是非ご来場ください。

{ 2010年11月9日 超電導Web21(2010年11月号)を発行 }

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・「トピックス」として、第19回国際超電導産業サミット(ISIS-19)報告と米国シアトルにおけるIEC/TC90会合の開催について
「特集:超電導電力機器」として、超電導電力機器の動向などの特集記事。

{ 2010年11月1日(月)~3日(水) ISS2010 閉幕 }

つくば国際会議場にて当センター主催の ISS2010は参加者681名 うち、海外22カ国からの参加をいただき終了いたしました。
来年の同シンポジウム(ISS2011)は2011年10月24日(月)-26日(水)都内江戸川区 タワーホール船堀 にて開催いたします。 }

{ 2010年10月28日(木)~30日(土) International Workshop on Coated Conductors for Applications (CCA2010)が開催されます。 }

福岡ソフトリサーチパークセンターにおいて開催、http://www.cca2010.org/

{ 2010年10月26日(火)~27日(水) The 2nd Japan-Korea Superconductivity Workshop 2010 が開催されます。 }

福岡ソフトリサーチパークセンターにおいて開催、詳細は http://www.cca2010.org/jk-workshop/index.html

{ H22.10.13付け日刊工業新聞に共同研究を行っている名古屋大学 藤巻 朗教授グループの研究成果が取り上げられました。 }

"従来の超電導回路比の2倍の45ギガヘルツの周波数で動く回路を試作し動作を実証"というテーマで10月19日都内で開催予定の「電子情報通信学会の超伝導エレクトロニクス研究会」で発表されます。

{ 平成22年10月5日(火)~6日(水)、イタリア セストリレバンテにて第19回国際超電導産業サミット(ISIS-19)が開催されました。 }

{ 2010年10月1日 超電導Web21(2010年10月号)を発行 }

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・「トッピクス」として、世界初のY系超電導線材を用いた超電導変圧器技術の開発
・「特集:超電導デジタルデバイス」として、超電導デジタルデバイスの動向などの特集記事。

{ 2010年9月17日 当研究所 所長 塩原 融がELSEVIER社からTop Cited AuthorとしてTop Cited Article 2005-2010を受賞いたしました。 }

受賞内容
・対象論文誌:Physica C
・論文タイトル: Highlights in R&D for coated conductors in Japan (Vol. 445-448,Issue 1-2,2006)
・受賞:Top Cited Article 2005-2010

{ 2010年9月1日 超電導Web21(2010年9月号)を発行  }

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・「トッピクス」として、「米国 DOE Peer Review2010 」の概要、「NEDO新エネルギー技術研究開発等の動向成果報告会2010」の概要を報告。
・「超電導研究開発等の動向」として「ICEC23-ICMC2010」の概要、「ASC2010」の概要、「世界の動き(2010年7月)」等を報告。

{ 2010年8月25日 プレス発表  }

超電導磁気相転移新現象発見

{ 2010年8月19日 プレス発表  }

「世界初のY系超電導線材を用いた電力用超電導変圧器技術の開発」

{ 2010年8月2日 超電導Web21(2010年8月号)を発行 }

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告

・「特集記事(SQUID応用の最新動向)」において、「HTS-SQUIDを用いた高温超電導線材検査システムの開発」を報告。
  ・「超電導研究開発等の動向」として、「未踏科学技術協会、低温工学協会の合同ワークショップ」の概要、「世界の動き(2010年6月)」等を報告。

{ 2010年7月27日 「NEDO新エネルギー技術成果報告会2010」}

ISTECが参画しているプロジェクトの最新成果を報告

{ 2010年7月15日 Superconductivity Web21(2010年Summer号)を発行 }

{ 2010年6月14日 「ISTEC通常理事会、評議員会」を芝パークホテルで開催 }

「理事長の交代」(荒木浩理事長の退任に伴う後任の新理事長として、東京電力株式会社の勝俣恒久会長を選任)とともに、「平成21年度事業報告及び収支決算」等の議案を原案通り可決

{ 2010年6月1日 超電導Web21(2010年6月号)を発行 }

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・「トピックス」として、「超電導技術動向報告会2010」の概要を報告。
・「超電導研究開発等の動向」として、「韓国における超電導技術開発状況」等を報告。

{2010年5月28日 ISTEC「2010年春の所長表彰」を実施}

{ 2010年5月24日 「超電導技術動向報告会2010」を都市センターホテルで開催 }

{ 2110年5月6日 超電導Web21(2010年5月号)を発行 }

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・「トピックス」として、「ISTEC塩原所長の未踏科学技術協会超伝導科学技術特別賞の受賞」及び「第1回日韓超電導ワークショップ」の概要を報告。
・「超電導研究開発等の動向」として、「APS(米国物理学会)2010」の概要、「世界の動き(2010年3月)」等を報告。

{ 2010年4月15日 Superconductivity Web21(2010年Spring号)を発行 }

{ 2010年4月15日 第1回日韓超電導ワークショップを韓国の昌原(Changwon)市で開催 }

{ 2010年4月13日 ISTEC塩原所長が「未踏科学技術協会超伝導科学技術特別賞」を受賞 }

{ 2010年4月1日 超電導Web21(2010年4月号)を発行 }

ISTECの調査、研究開発の成果等を以下の内容で報告
・「トピックス」として、「最先端研究開発支援プログラムの超電導関連プロジェクトの発足と、このプロジェクトへのISTECの参画」を報告。
・「特集記事(超電導線材技術の展望)」において、「Y系線材の磁場中Ic技術の進展」を報告。
・「超電導研究開発等の動向」として、「新しい高温超電導物質-鉄ニクタイドの発見と現状(東工大 細野教授の講演)」の概要、「世界の動き(2010年2月)」等を報告。